建物の強度は建築基準法で定められていますが、木造住宅の場合は耐震壁の
量で判断する、比較的簡単な方法で行われます。
しかし耐震壁の量は十分足りていても、位置が片寄ったり、軸のバランスが悪いと
必ずしも安全な構造とはならないのです。
風呂場や階段での転倒事故は交通事故件数を上回り、
特に階段での転倒で年間500人が亡くなっています。
キッチン・トイレ・バルコニーサッシ・扉・外周りと、
子どもや高齢者にとって家の中には危険がいっぱいです。
スイッチ一つで不安になったり、人間の心理がキケンに
直結することもあるのです。
侵入窃盗(泥棒)被害が圧倒的に多いのが住宅で、
全国で年間30万件、その70%が戸建住宅です。
警備会社に安心を託すのも大切な方法ですが、
どの方法を用いても100%ということはありません。
周りの環境を考慮し、自ら侵入を防ぎ侵入者を追い払う対策が必要です。
その対策とは、犯罪者の嫌がる的確な対策を建物に施し、
その抑止効果で犯罪を諦めさせること、
もしもの侵入者を一刻も早く見つけ追い払うことです。
火災のほとんどは住宅で、焼死者は年間千人、
その60%以上が高齢者です。
もちろん火災は人災ですが、生活習慣さえ覚束なくなる高齢者には、
火の扱いは命に関わる正に火種を抱えていることになります。
健康と安全、すべては断熱からはじまります。
毎年全国で
1万人が入浴中のヒートショックで倒れています。
設計は、奇をてらわず、
単純明快でなければ
ならない・・・。





