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診療所と緑を楽しむ家

所在地 尼崎市
構造規模 木造2階建
延床面積 312㎡
診療所と緑を楽しむ家

建替えの二世帯住宅ですが、寝室エリア以外は水回りの区分もありません。

家族がどこからも中庭の緑が楽しめるように、庭に面した大きな建具と耐震壁も化粧筋交いにすることで室内外の一体化を実現しました。

一角が地域医療の診療所になっていて、待合室からも中庭へ自由に出入りが可能です。

間仕切りのほとんどが大きな引き戸になっているので、個々の部屋別ではなく家全体を一空間として均一な空気環境を作るためにPS工業の放射冷暖房を始めて採用しています。

玄関ホールに高さ5mに設置された象徴的なパネルが、全空間およそ半分の空調を賄っており、吹き抜ける1階2階の温度差を2℃~3℃程度に保っています。

解体前の全館冷暖房設備の燃料費は毎月軽く10万円以上掛かっていたそうですが、今回の設備では一年中24時間稼働で2万円ほどになりました。もちろん木製のサッシと外断熱等の前提があってこそです。

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