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高齢者のための部屋を増築8

2017年09月01日

外壁の仕上はヒノキの板で厚みは27㎜。幅は60㎜から240㎜とバラバラのサイズをランダムに縦張り。ランダムというのは大工さん泣かせなので、あらかじめ原寸を図って割付、どこにどの幅の板を持ってくるかという細かなところまで決め図面化しました。それでもやっぱり大変だったようで、結構時間がかかりました。


下端がガタガタしているのも面白いですが、最終的には切りそろえました。

 


寝室の天井は結局板張りとしました。木目も色もおとなしいものが揃ったので目線が近くでも煩さを感じません。

 


ちょっと変わった建具の計画。建具がT型に配置されるところ鴨居溝。吊レールが入ります。

 

居間となる和室に縁側がなかったので、縁側の代わりにサンルームを増築します。

サンルーム用のサッシはもともとついていたものを再利用。今回の工事で既存のサッシを3か所外しましたが、サイズ変更したりして全てサンルームのために再利用しました。今回の計画では撤去部分のゴミが規模の割に少なくすみました。

 

 

伊藤 晋一郎

一級建築士設計事務所 株式会社 有理社

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